こんにちは
足の専門家の高橋ひかるです。
足の病気で特に有名な症状は外反母趾ですが、
もし自分が外反母趾になったら初めに何をしますか?
曲がった親指を引っ張ったり広げようとしたりしたくなる方がほとんどだと思います。
この指を動かすことは外反母趾にとって悪影響になっていることを知っていましたか。
まずこちらの動画をご視聴ください
動画のように足の骨は、固く締まった状態と、柔らかく緩んだ状態を交互に使い分けることで正しい足の使い方として機能します。
つまり、指を広げれば広げるほど足の骨は緩み外反母趾が進行していきます。
外反母趾の改善の仕方を知っていれば指を広げることがどれほど悪化を辿ることになるかわかります。
下の図の真ん中の足が外反母趾の足の骨格です。
(引用:ネイティブウォーキング協会)
その状態から足を外側に広げようとすると右の図の状態になります。
広がった親指と人差し指の間が空いている状態は正しいと思いますか?
正常な足とは左の図の状態です。
つまり、外反母趾は親指が動いて治るわけではありません。
親指の付け根が内側に戻ることで改善します。
今まで、良かれと思ってやっていたことが逆効果になっていることが多いです。
当院では、固く締まった足と、緩んだ足を状況に応じて使い分けることができる「ゆるかかと歩き」専門の指導員です。
この記事でご不明な点やご質問等ございましたらお気軽にご連絡お待ちしております。